今日は夕方から2時間半トレーニングを行いました。
最初の30分はステップワーク、スプリント。
この30分は非常に大切な時間です。
自分の身体を自分が思うように動かせない選手がサッカーをプレーすることはできません。
サッカーはアクションの動きもリアクションの動きもあります。
例えば、相手と競り合った後に着地でバランスを崩してしまうと次のプレーに遅れてしまいます。
相手が嫌がる狭いエリアでのボールコントロールの時には細かいステップワークが求められます。
ボールを止めれても次のプレーにスムーズに動けなければ効果的なボールコントロールではありません。
たかが30分ですが、意図と目的が明確にある大切な時間です。
その後のゲーム形式では、サポートではなく、繋がりを大切にすることを強く要求しました。
ポジショニング、立ち位置に縛られるのではなく、ボールホルダーに対しての繋がり。
ボールホルダーが困っているのであれば、繋がりの距離は変わります。
ボールホルダーがフリーの状況であれば、また繋がりの距離は変化します。
そして次に配給する選手との繋がり。
そしてまたボールを受けようとしている選手は他の選手との繋がり。
全員がゴールを意識しながら糸を引いているボールの動かし方を大切にしていきたいと思います。
点ではなく、線で繋がることを意識してもらいたいと思います。
そしてプレーテンポとプレー強度を上げていくこと。
ゆっくりボールを動かしても相手はカウンターの準備をするだけです。
そして、相手にスカウティングされたら何もできないではいけません。
言われたことしかやらない、ロボットになってはいけません。
常に状況が変化する中で、柔軟に最善の判断と的確な決断ができる選手を育成していきたいと思います。
今のグランヴァロールにAチームもBチームもありません。
30人の競争の中で自分のポジションを勝ち取ってもらいたいと思います。
