チャンスをもらう力と掴み取る力

今日も90分8000mを走り込みました。

今日はいつもより少し休憩を短くしてどれだけ回復できるかというところにフォーカスして行いました。

ただ何となくやるということはしません。

途中でグループの入れ替えを行いました。

隙を見せてはいけません。

トレーニングに慣れてはいけません。

何を見ているかというと選手たちの隙を見ています。

これくらいとか、ちょっとくらいとか。

自分は試合に出れるという隙を見せてはいけません。

そして走り込みで頑張っている選手にはチャンスを与えたいと思います。

しかし、ボールトレーニングでコーチの意図やチームとしてやろうとしていることを理解できなければチャンスを掴み取ることはできません。

チャンスをもらう力と掴み取る力は別物です。

「俺は試合に出ている選手よりも走り込みを頑張っているのに。

何で使ってくれないんだよ。」

頑張っていることは評価しています。

だからこそチャンスを与えたいと思います。

自分を客観的に観る力は大人になってからもとても大切です。

自分が組織から何を求められているのか。

そして自分の力でどのように組織に貢献することが出来るのか。

この会社は自分に合わない。

この上司とはやっていけない。

通用しません。

サッカーも一緒です。

このチームとは合わない。

この監督とはやっていけない。

大切なことは合わせようとすることです。

自分から背中を向けてはいけません。

しっかりと組織に必要とされる人材にならなければいけません。

サッカーを通して人としての成長が大切です。

ピッチでのパフォーマンスにも繋がってきます。

明日は休みなのでしっかりと回復して明後日のトレーニングに来てもらいたいと思います。

明後日のトレーニングは体験の選手の参加も予定されています。

片道1時間かけて来てくれるのではないかなと思います。

クラブに入る入らないは別にして体験参加が成長のキッカケになってくれると嬉しく思います。

ラダークリニック定員あと7名です。

ステップワーク、コーディネーション、スプリント。

最後はキック、シュートまで繋げていきたいと思います。

1番大切なゴールを決めるときにバランスが崩れたり、姿勢が悪くなるとシュートをうつこともできません。

ボール扱いが上手い選手ではなく、サッカーが上手い選手に成長しよう。