今日はU-10トレーニングです。
いつもよりは試合の時間を長く行いました。
そしてコーチからの投げかけも少なくして、日頃のトレーニングが試合の中でどれだけ自然に出るのかを観察していました。
少しずつ顔が上がる選手も出てきていると感じました。
顔が上がることでプレーの選択肢も広がります。
パスもドリブルもシュートも選択できます。
しかし、まだまだ顔が上がることに苦労している選手もいます。
顔が上がらないからプレーの選択肢も少ないです。
よって力で解決しようとしてしまいます。
今は力で解決できるかもしれませんが、年代が上がるにつれて解決できなくなります。
ドリブルしかしないと分かれば相手は必ずボールをタッチする所を狙います。
しかし、顔を上げて選択肢を多く持っている選手はその相手の力を利用することができます。
自分に寄せに来たらシンプルに仲間を使う。
自分に寄せに来なければドリブル、シュートの選択肢も入ってきます。
シンプルに言えることは
顔が上がる選手は相手を入れてプレーすることができる。
顔が上がらない選手は自分とボールの関係だけになってしまう。
どちらが先の年代に繋がるか。
考えてみてほしいと思います。
できる、できないではなく。
意識の問題です。
顔を上げようとするのか。
情報を得て選択肢を多く持って判断、決断しようとするのか。
それとも自分のやりたいことにこだわるのか。
そしてなぜ顔が上がらないのか。
なぜ顔を上げることができないのか。
コーチがいつもみんなに伝えていることです。
ボールを自分が思うように扱えるようになることです。
少しずつ少しずつサッカーの楽しさに触れていってもらいたいと思います。
育成は我慢強くです。