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育成は我慢

2週間の少人数でのトレーニングも今日が最後のトレーニングでした。

しかしどうしてもやらされてしまう。こなしてしまう。お互いに要求もない。ミスをミスのままにしてしまうから何回も同じミスを繰り返してしまう。

だからトレーニングの質が上がらない。ただ身体を動かして汗をかいているだけになってしまう。

何度かストップして選手たちに投げかけましたが変化が見られない。

なので選手たちにトレーニングを続けるか続けないか投げかけましたが黙り込んでコーチに判断を委ねてきましたのでトレーニングを終了しました。

やっぱり譲れないことは譲れない。

なぜならば他には個人トレーニングをお願いしている選手たちがいるからです。

ひとりで出来ることを工夫して考えてトレーニングをしている選手もいる。

明日からのチーム全員でのトレーニングを楽しみにしている選手もいる。

そのような選手たちのことを考えるとやっぱり譲れない。

そして既に来年度の入団を楽しみにしている選手もいる。

今度の体験会の時にチームトレーニングと時間が重なっている。

しかしチームトレーニングの前に1時間だけでも参加させてもらってもいいですかという選手もいる。

来年は30人、40人。再来年は50人、60人の中で競争がある。

今年は20人でやれる唯一の1年間だと思う。そしてこの2週間は序列を覆す最大のチャンスだったと思う。

なぜチャンスの2週間で必死こいてがむしゃらにやらないのかが理解できない。

内に秘めても何も分からない。自分からアクションを起こさないと。

自分が思っていることを表現することはカッコ悪いことではないと思う。

お互いに思っていることを伝えて伝え方を考えて聞く耳を持ってそして同じ絵を合わせていくことがサッカーの楽しさ、サッカーの醍醐味だと思う。

やらされるサッカーほど楽しくないものはない。

ただ集まってボールを蹴り合うことが楽しい集団にはしたくない。

ひとりひとりが高い意識で上手くなりたいという前重心の姿勢でプレーするからこそお互いに刺激があり成長できる集団になると思う。

辛抱強く我慢強く選手たちの心に響くように投げかけていきたいと思います。

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