昨日の高校のトレーニングは総体の決勝でスタートで出たメンバー以外のベンチメンバーと日頃自分が見ているカテゴリーの青白戦を行いました。
意識の差がカテゴリーの差になっているのが現実であり事実です。
ちょっとしたことが大きなことになることが分かっているベンチメンバーとそれを分かっていないメンバーの差でもあります。
パスをズラすことが当たり前になっている選手とパスの意図、ボールの軌道、ボールの質、ボールスピードにこだわっている選手との差でもあります。
クロスを上げ切る。
シュートで終わる。
ボールを奪い切る。
前を向かせない。
やり切ることの大切さを分かっている選手と中途半端で終わる選手との差でもあります。
なぜならばその中途半端なプレーからカウンターをくらいやられるからです。
まずは競争という土俵、テーブルに自分で乗ってこないといけない。
ひとつひとつのプレーにこだわりと責任がない選手がそのテーブルに乗ってくることはない。
全国高校総体はメンバーが17名だと思います。
200人いる中での17人。
非常に競争があります。
その17名は信頼された17名です。
そして信頼は簡単には勝ち取れません。
時間がかかります。
だから分かっている選手は日々のトレーニングを大切にして自分のベストを尽くすわけです。
その地道な積み重ねが信頼に繋がります。
スタンドから見る景色とピッチで感じる温度と緊張感は全く違います。
例えメンバーに選ばれなくても、そこに本気で向かった時間は決して無駄なことなどひとつもありません。
どのような状況でも自分のベストを尽くすこと。
ベストを尽くす為の準備を怠らないこと。
それが24時間をデザインすることだと考えます。
これが競争に参加せずに競争に勝っていくことです。
自分を高める為の努力を日々怠らないことです。
20年前の高校時代の経験を伝えていきたいと思います。