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結果を出すためのプロセス

いよいよ明日からはジュニアの選手たちが出場する学童五輪が始まります。

今シーズンはジュニアの活動に多くの時間帯同することはできていませんが、時間がある時にはTRMなどに顔を出しています。

顔を出した時にみんなの何を観ているのか。

それはボールを触る前に、どれだけの情報を獲得しようとしているかという部分です。

コーチは現在、高校生、中学生の指導に関わっています。

年代が上がるにつれてプレーのテンポと時間は速くなっていきます。

そしてレベルが上がるにつれて、ひとつひとつのプレーの質が求められます。

昨日のトレーニングでもジュニアユースの選手たちに伝えました。

大津高校サッカー部のトレーニングを見ればすぐに分かります。

3rdチームと2ndチーム。

2ndチームとトップチーム。

カテゴリーが上がるにつれてテンポ、強度、時間は大きく差があります。

3rdチームとトップチームとでは中学生と高校生の差があるかもしれません。

これが現実です。

ということを考えた時にジュニア年代で学ばなければいけないことは何なのか。

もちろん勝負にこだわることはとても大切です。

1試合でも多く緊張感のある試合をすることは精神的にも逞しくなります。

ただし、必ず勝つチームと負けるチームが存在します。

大切なことは負けた試合からも獲得できることがあるということです。

ジュニアユースはその部分を今チームで共有しています。

0-7で負けた2回戦から学べることは多くあります。

自分たちが通用したことと、通用しなかったこと。

そしてなぜ通用したのか。

なぜ通用しなかったのか。

この部分を追求することでプレーの再現性を生むことができます。

コーチが求めるのは

10回のパス。

10回のコントロール。

10回全てをパーフェクトに行える技術です。

それも相手の状況が変化した中での技術です。

動かないコーンとサッカーをするわけではありません。

だから観る、観ておくという部分が非常に大切です。

何回も何回も言いますが、1試合でも多く勝つことで緊張感のある試合を経験できて逞しく成長することができる。

しかし、必ず負けることもあるということ。

その時に何を獲得できたかが今後の成長に繋がるということ。

みんなはプロサッカー選手ではない。

負けたから、ミスしたからと来年ご飯が食べれないということはない。

明日から始まる公式戦で1人でも多くの選手が今後の成長に繋がるプレーを大切にしてもらいたいと思います。

とにかくひとつひとつのプレーにこだわりを持つこと。

ひとつひとつのプレーに意図を持つこと。

丁寧に正確に速く行うこと。

情報を獲得して、情報を与えてあげること。

ハードワークすること。

闘う姿勢を見せること。

これのことをチーム全員が的確に行うことができれば結果も必ずついてくるということです。

ひとりふたりではいけません。

結局は自分の意識次第だということです。

コーチ、仲間、クラブに矢印を向けてはいけません。

明日から始まる公式戦で、自分自身の成長にこだわることを身につけてもらいたいと思います。

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