今日は朝からU-15クラブユースの1回戦、2回戦の映像を何回も見ながら収穫と課題を整理していました。
1-0で勝利した1回戦。
0-7で敗戦した2回戦。
どちらの試合にも多くの収穫があり、どちらの試合にも多くの課題を獲得することができました。
大差で負けた試合には課題しか残らなかったということではありません。
1-0で勝利したから全てがOKではありません。
大切なことは日頃自分たちが追求しているサッカーに対してどれだけの積み上げができたかどうかです。
どこに勝ったから、どこに負けたからではなく。
常に自分たちがどこを目指しているのか。
そして選手個人がどのような選手を目指しているのか。
高い意識が自分の成長スピードを上げてくれます。
今日のトレーニングからまた29人での競争が始まります。
クラブユースでフル出場したから今シーズンは試合に出れるという保証は誰にもありません。
なんならそのような隙を常に観ています。
隙を見せた瞬間に序列は一気に下がります。
そして信頼を積み上げることは時間がかかります。
しかし、信頼を失くすことは一瞬です。
それが緊張感です。
自分が通用すること、通用しないことをピッチに立って肌で感じるのと、ベンチから感じるのとでは大きな違いがあります。
日頃から選手たちに伝えていますが、高い意識の選手にチームの基準を合わせていくということ。
だから意識が変わらなければ置いていかれるということ。
厳しいかもしれませんが、1番の優しさでもあると思っています。
必ずどこかで直面することだからです。
それを今の時期に向き合うことができれば次の年代、その先の年代では新たな可能性が広がると考えています。
自分を中心に社会は回っていないということ。
まずは組織、チームに必要とされる人材になること。
そこから組織、チームにとって唯一無二の絶対的な存在になってもらいたいと思います。
とにかく選手たちには置いていかれないように今日のトレーニングから高い意識と高い温度でトレーニングに取り組んでもらいたいと思います。
自分が変わればチームが強くなる。
チームが強くなればさらに自分も逞しくなれる。
全ては自分の意識次第。
唯一無二の存在になろう。