現在、ジュニアユースには1人だけ3年生がいます。
GKのアオト。
グランヴァロールジュニア出身でグランヴァロール歴も長い選手の1人です。
昨年ジュニアユースが再始動して、上の学年の募集はしていませんでしたが、アオトのジュニアユースへの強い気持ちがあり、1人だけ入団を決めました。
昨年の2月に熊本に帰ってきて初めてアオトを見た時はキックは飛ばない。質問をしても黙秘権を使う。学校はサボる。
そのような状況の彼でした。
そんなアオトも1年間活動をする中で少しずつ成長を見せてくれたと思います。
今のチームの武器であり、強みはあおとからのロングフィードです。
実際に彼がアシストした試合もあります。
GKの存在感なしではグランヴァロールが目指すサッカーは成立しません。
それだけGK陣には高い要求をしています。
まだまだ足りない部分ばかりですが、明日は後方からチームを支えてくれることを期待しています。
明日はジュニア時代にお世話になったコーチ陣たちにも成長した姿を見せてほしいと思います。
上手くいくこともあるし、上手くいかないこともある。
もしかしたら上手くいかないことの方が多くあるかもしれない。
そんな時にどれだけの存在感を見せることができるか。
あおとに残された時間はみんなと同じではありません。
成長スピードをさらに上げるためにも、明日のような緊張感のある試合を1試合でも多く経験することが非常に大切です。
そして
いつ、どこで、誰が見ているか分からない。
何がキッカケで人生が変わるか分からない。
あおとだけでなく、みんなに言えることです。
だから日々のトレーニングで隙を見せないように、常に自分のベストを尽くすことに集中することの大切さを伝えています。
なぜコーチがいつも経歴、肩書き、トレセン歴が全てではないというのか。
実際にキッカケとチャンスをモノにして序列を覆してきた選手をたくさん見ているからです。
明日の試合は平岡先生も顔を出そうかなという話もされていました。
何回も言いますが、いつ、どこで、誰が見ているか分からないということです。
自分が成長しないことを自分に矢印を向けれない選手にキッカケもチャンスもありません。
成長に貪欲になろう。