今日の高校のトレーニングはU-16年代を中心に指導を行いました。
最初のウォーミングアップから頭を使う要素を多く入れながら、最後のゲームではタッチ数に制限を加えながら行いました。
これから学年が上がるにつれて能力では必ず解決できない問題がやってきます。
そこで自分を助けてくれるのがどれだけ頭を使ってサッカーをできるかです。
中学生も高校生も普段のトレーニングでは、あえて能力では解決できない設定の中でトレーニングを行なっています。
そして頭を使わないとトレーニングに入っていけないトレーニングメニューを考えて指導をしています。
なので、選手それぞれに個人差があります。
最初から反応が良い選手。
途中から反応が良くなる選手。
最後まで反応が良くない選手。
選手たちの表情を見ればすぐに分かります。
この反応が良い、良くないという部分に実績、経歴、肩書きはあまり関係ありません。
ジュニアユースであれば、ジュニア年代までにどれだけ頭を使うことをやってきたか。
ユースであれば、ジュニアユースまでにどれだけ頭を使うことをやってきたか。
そこに反応の良い、良くないがはっきり分かれます。
そして反応が良い選手がトップチームに呼ばれているのも現実です。
高校年代と中学年代を同時に指導することでいろんなことが見えてきます。
選手たちが15歳から16歳へとスムーズに年代を移り変われるように指導力を上げていきたいと思います。
今からはパーソナルトレーニングです。
普段のトレーニングではフォーカスできない個人のレベルを上げることに意識してトレーニングを行いたいと思います。
チームトレーニングはチームの時間です。
チームトレーニング以外の時間をどのようにデザインできるかで半年後、1年後、2年後、3年後の未来が変わってくると思います。
指導者は指導の腕を上げる。
選手は自分のレベルを上げる。
どんなトレーニングを行うのかではなく、どのような意識でトレーニングを行うのか。
本質を追求していくことを大切にしていきたいと思います。