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心がブレるとパスもズレる

今日は朝からU-13メンバーが嘉島人工芝でTRMを行いました。

ブレイズの皆さん、たくさんの宿題、課題を与えていただきありがとうございました。

足が速い、身体が強い、身体が大きい。

そのような相手にどのように闘わなければいけないか。

まずは心の部分がブレないこと。

みんなが確認しなければいけないことは相手のユニフォームではありません。

今日は相手のユニフォームとサッカーをしていた選手がたくさんいたと思います。

みんなが確認しなければいけないことは

「相手の状況」です。

相手がどこのクラブの選手ということは全く重要ではありません。

相手がどのようにボールを奪いにきて、どこにスペースがあるのか。

相手のボールの動かし方の狙いはどこなのか。

状況把握と状況判断がサッカーでは常に求められます。

心の部分がブレるからパスもズレます。

今日のゲームでは、ほとんどの選手がパスがズレていたと思います。

そしてそのズレから失点をたくさん重ねました。

なぜ、いつも心の部分を強く投げかけているか、要求しているか。

今日のゲームで分かったと思います。

そして、しっかりと背中を確認できるようになること。

みんなは信号のない交差点を渡ろうとする時は、必ず車が来ているか来ていないか確認すると思います。

ではなぜ、サッカーになると確認しないのか。

背中という部分は非常に見えずらい部分です。

しかし、背中をしっかりと確認できるようになると前方向に向かうことができます。

その背中の確認ができないから、バックパス、横パスになってしまいます。

しかし、そのバックパス、横パスは相手も見えています。

だから、相手に前方向のパワーを与えてしまうわけです。

大切なことは相手の矢印を自陣ゴールに向けることです。

自陣ゴールに向けるということは相手の攻撃のパワーも弱まります。

だから特に後方からボールを受ける時には背中の確認がとても大切になるわけです。

相手のユニフォームを確認している場合ではありません。

今日も選手たちの出場時間に差がありました。

4本出た選手もいれば、1本半の選手もいました。

コーチは少しの時間も無駄にはしたくはありません。

高い意識で変化を恐れない、チャレンジを恐れない選手が試合に出るべきだと考えています。

必ずみんなに出場機会は与えます。

しかし、時間は約束できません。

日々のトレーニング、走り込みも含めて選手たちの姿勢を観察しています。

全てのトレーニングに意図と目的があります。

みんなに求められていることは、全てのトレーニングで自分の最大限のパフォーマンスを出すことです。

それをやらなければ出場時間が増えることは無いと思います。

それだけ、日々のトレーニングが大切だということです。

今年1年間でどれだけ心と頭を鍛えることができるか。

大切なベース作りの1年間です。

1日1日、ひとつひとつのプレーを大切にしていこう。

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