トレーニング前もトレーニング後もみんな仲が良いのは分かる。
とても良いことだと思います。
トレーニング中よりよく喋っています。
ただし、トレーニング中は仲良し集団ではいけません。
お互いに高め合える集団になってほしい。
コーチが緊張感を作り出すのではなく、みんながお互いに高めあうことで自然と緊張感が生まれると思います。
コーチが緊張感を作り出すのは簡単です。
大切なことは選手たちの意識です。
ひとりひとりが高い意識で取り組むことができればトレーニングに緊張感が生まれ、簡単にミスもできません。
何回も同じミスをする選手が違う意味で目立ってしまいます。
そのようなトレーニングを行っていきたいと思います。
そして、要求するということは自分自身にも緊張感を与えることができます。
周りに要求するからには自分のパフォーマンスが低くてはいけません。
だから自信がない選手は自分の世界の中でプレーしてしまいます。
結果、スケールが小さい選手になってしまいます。
自信がないではなく、自信をつける為にはチャレンジしない限りいつまで経っても自信がないままです。
トレーニングをトレーニングと思うのか。
トレーニングを自分が自信をつける為のトレーニングと思うのか。
考え方次第だと思います。
本当にサッカーが好きな選手はトレーニングに夢中になります。
夢中になるから、次のトレーニングが楽しみになります。
その結果、やらされるトレーニングではなく、自分が上手くなる為のトレーニングへの向き合い方になると思います。
教えてもらう前提でトレーニングに来るのではなく、前重心で何でも獲得してやるぞという姿勢でトレーニングに来てもらいたいと思います。
そのような選手たちが集まると非常に魅力的な集団になると思います。
仲良し集団からお互いを高め合える集団へ成長していこう。