昨年はグランヴァロールがどのようなサッカーを目指しているのか。
どのようなサッカーを追求しているのか。
ピッチ外、ピッチ内も含めてチーム、組織としての大きな枠組みを作ることに取り組んだ1年でした。
これまでもこれからもグランヴァロールは個人頼みのサッカーをすることはありません。
個人がチーム、組織より大きくなることはありません。
チーム、組織あっての個人という大切なことをベースにクラブマネジメントに取り組んでいきます。
なぜならばクラブの理念、ビジョンはいろんな分野で活躍できる人材の育成だからです。
社長にならない限り雇われです。
よって組織に必要とされなければいけません。
そのようなことをサッカーを通して伝えていきたいと思います。
そしてこれまでもこれからもクラブから選手を選ぶということは致しません。
だからこそ、グランヴァロールの魅力を大切にしていかなければいけません。
試合に勝つことや強いチームを作ることも魅力です。
しかし、サッカーは勝負のスポーツです。
勝ち負けがはっきりと出るスポーツです。
大差で勝つこともあれば、大差で負けることもあります。
優勝候補のチームが予選で負けることもあります。
サッカーに絶対はありません。
おそらく、これからはサッカーの内容、指導者の指導力、クラブのイメージがとても大切になってくると思います。
なぜならば情報社会だからです。
グランヴァロールがどのようなサッカーを目指していて、グランヴァロールからどのような選手が育成されていくのか。
クラブは選ばれなければいけません。
目に見えるものが要求されていくのだと思います。
そこにクラブを選ぶ側がクラブを信頼してクラブを選ぶのだと考えています。
そして信頼を勝ち取るためには能力のある選手たちを集めるのではなく、指導者の向上、指導者のレベルアップであると考えます。
あの指導者の元で学びたい。
あの指導者のいるクラブでプレーしたい。
プロのJクラブでも現在は同じです。
まずはクラブ側が目指すサッカーを共有できる監督をクラブは選びます。
その監督がいるクラブは必ず変化を起こせる。
他にはない独自の色を作り出せることができる。
だからそのような監督は常にマーケットの中にいます。
育成年代もこれからそのような時代に変わってくると思います。
サッカーをやっていた保護者も増えて、クラブ、指導者を見る目もこえてきています。
そこで信頼を勝ち取れる指導者がこれからは生き残れるのだと思います。
サッカーの指導だけでなく、人間教育、そしてクラブマネジメント。
クラブが大きくなる、選手が成長する為には指導者の向上は必要不可欠であると考えます。
現役時代に学んだ
選手は商品ということ。
商品価値がなくなれば必要とするクラブも無くなる。
指導者も一緒であると考えます。
現役時代の経験を活かして、日々選手たちの成長、そして指導者としての成長にこだわって向き合っていきたいと思います。
