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今の自分を試合で使いたいと思うか

今日は有酸素トレーニングです。

トップのグループはタイム設定も早くなりました。

4月の頃はみんなそんなに差は無かった。

しかし6ヶ月経つと無かった差は一気に広がり、トップグループと1番下のグループの差は簡単には埋められない差となってしまいました。

みんな同じトレーニングをやっています。

でもなぜ差が広がるのか。

当然得意不得意もあります。

しかし現在チームを引っ張っていってくれている選手は全員トップグループにいます。

最初からみんなトップグループにいたわけではありません。

最初の1セット目からタイムに入れない選手。

そんな自分を自分が監督の立場であれば信頼して試合に使うことができるのか。

信頼を勝ち取るということは

どんな状況であれ自分のベストを尽くすプレー、姿勢を見せることの積み重ねです。

自分の得意、不得意はもちろんある。

週末のゲームで上手くいかなかった。

昨日のトレーニングで上手くいかなかった。

学校で嫌なことがあった。

でもピッチに入った時にはしっかりとリセットして入ってこなければいけない。

サッカーに夢中にならなければいけない。

しかし簡単なことではありません。

自分自身もできなかったからです。

でも長くサッカー選手でいれている選手は何歳になっても純粋なサッカー少年でありサッカー小僧です。

引退して指導者になりどんな選手を試合で使いたいか。選手時代の自分を試合で使いたいとは思えませんでした。

常にどんな状況であれ自分のベストを尽くせていなかったからです。

みんなにアドバイスをするとしたら自分が監督の立場で考えてみるのも良いと思います。

今の自分を本当に試合で使いたいと思うのか。

身体を張れない。走れない。闘えない。

そんな選手を試合で使いたいと思うか。

自分を客観的に観る能力はとても大切です。

だからこそ自分の弱みと向き合うこと。

そして自分の強みを伸ばしていくこと。

ただグラウンドに来て汗をかいて終わりにならないように。

短いサッカー人生。

1年でも長くできるかは自分の意識次第です。

そしてどれだけサッカーが好きか。

どれだけサッカーが上手くなりたいか。

何歳になっても純粋なサッカー少年でありサッカー小僧であって欲しいと思います。

サッカーを始めた時のあの気持ちを忘れてはいけません。

技術、戦術はその次です。

大切なことがベースになければその上には何も乗っかってこない。

そして簡単に崩れてしまう。

何回も何回も跳ね返り見返すことができる選手を育成していきたいと思います。

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