昨日もジュニアユースのトレーニングの前には大津高校がトレーニングを行っていました。
現在プレミアリーグ2位。
他のJクラブはジュニア年代から強化を行い最終的に数名の選手がユースへと昇格します。
そして全国から集められたエリート集団でもあります。
大津高校で試合に出ている選手たちの経歴を見るとJクラブの選手たちの経歴には到底及ばない。
全国大会を経験している選手たちも数名しかいません。
そんな選手たちが全国から集められたエリート集団たちと互角以上の闘いができるから面白い。
なぜ、スカウト活動もしない田舎の公立高校が全国のトップレベルで闘えるのか。
やっぱりトレーニングの温度、緊張感、そして危機感にあると思います。
200人、300人の中からポジションを勝ち取らなければいけない。
そして勝ち取ってもまた自分のポジションを狙っている選手たちが多くいる。
ちょっとでも気を抜いてしまうとすぐにポジションを奪われてしまう。
簡単にポジションを奪い返せるわけでもない。
実際に4月からトレーニングを見ていますが選手間の競争意識が非常に激しいです。
だからひとつひとつのプレーに緊張感があり責任があります。
能力が高い選手たちは大津高校よりJクラブにたくさんいると思います。
しかし、サッカーは違う。
だからサッカーは面白い。
日常のトレーニングが全てだと思います。
チーム全員で意識を高く、緊張感のあるトレーニングをすることがひとつひとつのプレーへの責任に繋がり、週末のゲームに必ず繋がります。
ちょっとしたことが大きなことになるのがサッカー。
そのちょっとしたことをピッチ外でもこだわることがピッチ内にも繋がる。
ジュニアユースのトレーニングの前に大津高校がトレーニングしている環境があることは非常に恵まれていると思います。
謙虚な姿勢と素直な心と向上心。
何歳になっても大切です。
日常から変えていこう。