熊本県U-15リーグ4部vs コンクエスタ @後藤グラウンド1-5 ●得点者緒方一心(グランヴァロール)
たくさんのご声援ありがとうございました。
対戦していただいたコンクエスタの皆さん朝早くからグラウンド準備、設営ありがとうございました。
U-15リーグでは自分たちより学年がひとつ、ふたつ上の学年との対戦になります。
身体的な能力の差はしょうがない。
ただサッカーは身体能力が全てではない。
普段自分たちが大切に取り組んでいることが身体的に上回る相手に対して、どれだけ通用するのかをチャレンジできる大切なリーグ戦でもあります。
もちろん勝負にもこだわります。
ただしっかりと意図を持ってプレーしなければ何が通用して何が通用しなかったのかを整理することができません。
勝ったからOK、負けたからNGではありません。
次のトレーニング、次のゲームにどう繋げていくかがとても大切です。
だからこそ意図をもってプレーするということは成長する為にとても大切なことだと考えます。
試合を見に来た全ての方がグランヴァロールはこういうサッカーがしたいんだなと分かるようなサッカーを追求していきたいと思います。
そしてまた次の試合を楽しみにしてもらえるようなサッカーを追求していきたい。
そしてその成長を楽しんでもらいたいと考えています。
グランヴァロールがやりたいサッカーの前提にあるのがチームの大枠を理解することです。
俺はこうしたい。俺はこう思う。11通りの考え方があります。
しかしサッカーはチームスポーツです。
みんながみんな自分のやりたいことをやってしまってはチームは機能しません。
チームが機能する為に方向性を示すのが監督であると考えます。
どのように攻めてどのように守るのか。
このチームの大枠を理解した中で勇気を持ってその大枠をはみ出すような個人を育成していきたいと考えています。
何回も言いますがサッカーはチームスポーツです。
チームに必要とされなければいけません。
しかしチームに必要とされることで終わってしまっては人との違いを作り出すことはできません。
スカウティングされて何もできないではいけません。そこで個人の力が大切だと考えます。
ピッチレベルで相手の変化に柔軟に対応できる魅力的な個人です。
社会に出ても重なることがあると思います。
社長にならない限り組織の一員として必要とされなければいけません。
しかしみんなと一緒のことをやっていても資格もとれないし出世もありません。
何か人との違いを身につけなければいけません。
お前が欲しいと言われなければいけません。
サッカーから学べることはたくさんあります。
だからチームと個人どちらかではなく、どちらとも大切なのです。
そしてまずはチームの方向性をしっかりと示さない限りそのような魅力的な選手は出てきません。
魅力的なクラブから魅力的な選手が出てくると確信しています。
しっかりと魅力的なチームを作っていきたいと思います。