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トレセン

ジュニア年代で合格、不合格という評価をされるトレセン。

トレセンの本来の目的とは。自分自身の経験も踏まえて今感じていることを伝えさせていただきます。
まず自分自身は運良く小学、中学、高校と県の選抜に選んでいただきました。
中学では九州トレセンに選んでいただきJヴィレッジでのナショナルトレセンに行くことができました。
高校では県の国体選抜にも選んでいただき本国体にも出場してたくさんの素晴らしい経験をさせていただくことができました。
別に自分の経歴はどうでも良くて何を1番伝えたいのか。
トレセンに選んでいただき1番学んだことは責任を持ってプレーすることです。
当時のトレセンスタッフの方々からはとても大切なことを教えていただきました。
みんなはチームの代表選手であること。チームを代表してトレセンの活動に参加してそしてまたチームに持ち帰って還元すること。
そしてチームがレベルアップすること。
このようなことを求められていました。
だから自チームでのパフォーマンスをとても高く要求されていました。
そしてこのようなことを意識して取り組んでいるとひとつ上の選抜の合宿などにも呼んでもらったりU-15の代表候補にも推薦していただいたりとても貴重な経験を積ませていただきました。
しかし今の選手たちを見るとトレセンに入ることが目的になっていないか。このようなことを感じます。
トレセンに入って県の選抜の活動や地区のトレセンの活動に参加して刺激を受けて自チームに還元している選手たちがどれだけいるか。
自分自身はジュニア年代では1回戦負けが当たり前のチームで成長させていただきました。
昔と今を比べてもしょうがないですがトレセンの本来の意味とは何なのか。
自チームを少しでもレベルアップさせてみんなで勝利を勝ち取る。勝利を喜ぶ。
このような環境で成長させていただきました。
だから小学時代から20年経った今でも繋がりがあります。

そして自分はサッカーは1人ではできないということを学びました。
周りの意識が低いのであれば自分が先頭に立って仲間を引っ張る。
トレセンで学んだことを自チームで活かす。
このようなことが本来トレセンのあるべき姿かなと思います。
そして今日は夕方犬の散歩をしていたら偶然通りかかった車が自分の前で停車しました。
何か言われるのかなと思ったら
「覚えとるか分からんけど親父さんと一緒の職場であんたば小学校から応援しとるおっちゃんばい。
頑張りよるみたいやね。応援しよるばい。」
とわざわざ車を止めていただき嬉しい言葉を伝えていただきました。
本当にありがとうございます。
サッカーを通して何を学ぶか。
自分自身は人と人との繋がりを大切にすることを今も学んでいます。
移籍が横行しているジュニア年代。
大切なことを伝えていきたいと思います。

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