昨日のトレーニングである選手に伝えたことです。
自分がやりたいことをやるのではなく、やりたいことがチームの力になるようにプレーして欲しい。
ゴールを意識して自分でドリブルで行くことが悪いことではない。
ただその状況で本当にドリブルが必要なのか。仲間を上手く使ってもっと状況が良い時、自分の状態が良い時にその判断をした方が良い。
仲間を上手く使った方が良い時に個人の利益を優先してプレーした時にチームの利益は無くなる。
自分以外の選手が50m以上をスプリントしてチームの為に戻らなければいけない。
自分以外の選手たちはチームの利益を優先してプレーしている。
しかし自分はどうなのか。
チームの利益の為に個人の利益を犠牲にしろとは言っていない。
ひとりひとり個性、特徴、武器をみんなそれぞれに持っている。
それらをチームの利益の為にプレーすることができる選手を育成していきたい。
だから育成年代勝ったからOKでもない。
負けたからNGでもない。
明確なクラブの理念、ビジョンを持ち信念持って選手たちの指導に関わっていくことが選手たちの数年後には必ず活きてくると考えています。
プロサッカー選手になれるなれない。
選抜に選ばれる選ばれない。
そんなことより大切なことはサッカーを通して何を学びどのような人間に成長していくことができるか。
自分にしかない武器を磨き組織に必要とされる人材に成長して欲しい。
自分が意識を変えてチームを引っ張れば必ずその後についてくる。
自分が成長すればチームの基準、レベルも上がる。高校年代、その先の年代で活躍できる選手の育成を目指していきます。